ボトックスで脳性麻痺治療
ボトックス注射というのは基本的に筋肉の緊張などをほぐすものになります。
また注射を打つ場所や分量などによっては反対に筋肉を緊張させることができます。ですからこのボトックスが持っている働きを利用して美容に効果を与えることができますし、健康に効果を与えることができます。
過去の事故や怪我などによって脳性麻痺が起きてしまっているという人がいますが、脳性まひというのは筋肉が緊張しすぎてしまうことにより、運動を行う際の筋肉が働きを阻害されてしまう状態を言います。
こういった状態になってしまうと、例えば脳性マヒで、足の筋肉に症状が出てしまった場合、歩行する時時に足が床に着かなかったり、股関節がしっかりと開かなくなってしまったりすることがあります。
また首や腰などに症状が出てしまうと、常に首が傾いてしまっていたりすることにもなりますからボトックス注射を打ち、脳性麻痺の症状を軽減させてあげると良いと思います。
ボトックス注射は症状が出ている部分に注射を行うことで二週間ほど経過すると症状が改善されていきます。
継続してボトックス注射を受けていくことで症状が少しずつ軽減していくために日常生活がとても楽になると思います。
ボトックス注射を受けることによって、まれに発疹などが出てしまう場合がありますが、数時間程でキレイに消えていきますし、大きな副作用というものはありません。
ボトックス注射というのは、1回の施術で、多くの場合10箇所以上に注射を打たなければなりませんので痛みを我慢するのは大変かもしれませんが、これまで脳性麻痺によって日常生活に支障があった人にとっては大きな進歩になると思います。