ボトックスの成分
ボドックスは、脳性麻痺の歩行障害の治療や眼瞼けいれんの治療など
病気に対する治療に役立つ効果があります。
一方で、シワの治療など美容効果を
高めるためにも用いられるなど多くの効果が期待できるものですが、
ボトックスの成分とは、一体どのようなものなのでしょうか。
ボトックスは、アメリカ合衆国のアラガン社と言う製薬企業が開発したものです。
ボトックス注１００と言われるものです。
ボトックスと言われるものは本来、アラガン社が開発したボトックス注１００の
ことだけなのですが、この商品以外にも、同じ成分のＡ型ボツリヌス毒素を
使用して作られ、病気の治療や美容法などをまとめてボトックスと呼ばれています。
ボトックスの成分には、Ａ型ボツリヌス毒素が使用されています。
この菌は、ボツリヌストキシンと言うたんぱく質の一種となっていて、
筋肉の収縮を弱くする働きも持っています。
Ａ型ボツリヌス毒素は、人間が吸収してしまうと死亡してしまうほどの
毒素で重症の食中毒を引き起こしてしまうボツリヌス菌の中のひとつです。
使用するＡ型ボツリヌスは、特殊加工することで人間にとって無毒化の
状態にすることが出来、安全性を重視して製剤化しています。
ボトックスを体内に入れる治療を行なっても、菌が繁殖する恐れもなく
様々な症状に治療効果があり安全性も確立されています。
また、アレルギー反応や副作用の心配もない安全な医薬品として
使用することが出来ると言われているのであらゆる場面で利用価値の高い
ものと言えます。
